HISTORYコスモ技研の歴史
社歴
- 1978年~ 1978年7月、日本で2大橋梁メーカの1つであった、松尾橋梁株式会社の社員有志により、橋梁設計の解析・計算技術に特化した情報システムを開発する組織として「コスモ技研株式会社」を設立。コンピュータ&デザイン オンリーワン・ナンバーワンを目指し、独自の教育システムを確立。
日本で初の高精度非線形プログラム「FINAM/STEPS」の開発に成功。引き続き、数々の高機能解析プログラムを開発。
- 1980年~ 瀬戸大橋等の大型橋梁工事からの発注が始まり、それに不可欠な当社の解析プログラムが至る所で活用される。業界では「構造解析のコスモ」と言われるようになり、企業としての基盤を築く。
- 1985年~ 大型橋梁の設計効率化に必須となる材料計算システム「MACS]を開発。ずば抜けた「超高効率」と「正確な計算結果」が評価され、「MACS」は一社独占となり、「材料計算のコスモ」と言われるようになる。NECのオンライン技術を使用し、工事現場でも解析できる「SINPROサービス」を開発。大型工事からの受注増大に成功。
- 1990年~ 設計技術で遅れをとったと判断し、「設計技術のナンバーワン」を目指し、設計の高度な技術習得に注力する。吊り床版吊り橋としては最大級の「黒滝吊橋」(奈良県黒滝村)を設計し、テレビ、新聞等に広く報道される。
※黒滝吊橋紹介サイト https://kspkk.co.jp/sightseeing/38470/
- 1995年~ 「遺伝的アルゴリズム」を適用したコンピューター架設形状管理システムを開発。ケーブル構造の架設管理に貢献する。合成柱(中詰めコンクリート鋼製橋脚)の設計手法を阪神高速道路公団・京都大学・市立大学と共同開発、耐震構造に貢献する。
- 2000年~ フィンランド・テクラ社、プロダクトモデルCAD「Xsteel」の日本販売代理店の権利を取得、国内で販売開始。(※現在は販売しておりません)
- 2011年~ 「鋼製桟道橋の設計計算システムツール」の開発を受託。
- 2012年~ 鉄道橋梁の設計技術にも力を入れ、鉄道橋梁の受注拡大に注力し始める。
これまでの実績が認められ、大手、中堅建設コンサルタント及び大手橋梁メーカーから、特殊橋梁(斜張橋、アーチ橋、トラスト橋等)の設計受注が増大し始める。
- 2020年 大阪中小企業投資育成株式会社から資本提供を受け、経営基盤の強化を実施する。